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僕は自分に緊張感とか危機感が無いときに観る映画がある。1つはロッキーシリーズ。もうひとつが宇宙戦争だ。

ロッキーシリーズは後日レビューを載せたいので昨日も観た宇宙戦争のレビューをさらっと述べたい。

この映画、原作H・G・ウェルズが1888年に発表した今となっては古典小説となる作品だ。

1938年に米国ラジオドラマ放送で大パニックにもなった言われる(後に番宣のための誇大デマであったことが判明する)曰くつきの原作でもある。

後にローランド・エミリッヒ監督作の映画「インディペンデンスデイ」作中で多くのオマージュが盛り込まれるほど影響を与えてるらしい。

映画のストーリー展開はかなりなんでやねん?的な主人公不死身的でありなんでそんな面倒くさいことやってんの宇宙人さん達?な内容でもある。

だが、そんなことはどーでもよい。

どうせ造り物なんだよ。フィクションなのさ。無理くりな設定やらには目を瞑ろう。(笑)

この映画の秀逸なところは未知なる恐怖に対する俳優陣の見事な演技だ。

父親役のトムクルーズ、長男役のジャスティン・チャットウィン、長女役のダコタ・ファニングの素晴らしい顔演技がとにかく秀逸なのだ。

そして迫りくる宇宙ポッド、宇宙人達、残虐な人間捕獲からの処理。なんでそんなことやってんの?的な疑問符も浮かんでくるがそれを吹き飛ばす緊迫感と緊張感。

何度観てもダコタ・ファニング(レイチェル役)の絶叫とヒステリーが観る者に恐怖の連打を浴びせてくる。

随分昔に小説も読んだが全然思い出せない(笑)

だが言おう。映画版が一番面白い。この緊迫感と緊張感と未知なる恐怖を超える映画は多分無いだろう。(忘れてしまっただけかも知れないが忘れるってことは記憶に残らないのでこの作品を超えることはない。なぜなら僕はこの映画を忘れることができないからだ)

万が一にも映画「宇宙戦争」を観ていない貴方!今直ぐダッシュでツタヤに行き、DVDをレジに叩きつけて”これを観ます!”と男らしくキッパリと言おう。(笑)

いや、この緊迫感がたまりません。

終わり